セクシュアルマイノリティサークルGLOWの公演を見に行きました【早稲田祭】
早稲田大学の学園祭にて
大隈講堂で行われた
セクシャルマイノリティサークルGLOW主催の
演劇「海の告白」を観賞してきました。
地元でありながら、
早稲田祭でじっくり催しを見たのは初めてです。
大隈講堂には、
おそらく去年の125周年記念の大幅改修工事の時に
エレベーターや車いす用トイレがついたのでしょうね。
古い建物なのにバリアフリーになっていて
助かりました。
ちなみに大隈講堂は去年の2007年10月、
重要文化財に指定されたそうです。
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舞台のストーリーは、
東京で大学生活を過ごす学生が
実家に帰省した際、
母親に自分がゲイであることをカミングアウトするまでを
ダンスあり笑いあり涙ありで描いたものでした。
今まさに苦悩の渦中にいる、
セクシュアルマイノリティを生きる学生たちの
等身大の様子が迫る勢いで伝わってきて、
とてもよい作品になっていたと思います。
また、
「マイノリティが東京に居場所を見つけ、
もう差別の強い地方には帰れない」
という、
私が東京育ちのために共有していない
もうひとつのテーマについても
興味深く拝見しました。
テレビドラマでしか知らない
「上京物語」が
ひりひりと切ないけどきらきらして見えて、
ちょっと羨ましいような気もしました。
(くましんさんは地方出身の
障害を持つマイノリティとして
この体験を共有しているそうです。)
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そして毎度のことですが帰宅後の夜は
ヒトリ反省会で、ぐるぐると悶え苦しみました。
打ち上げの時、紹介してもらった学生に対して
「私とあなたの量的な違いが知りたい」
というポジティブな意味で尋ねたつもりが、
言葉足らずで
「私と大して変わらないのに大げさなんじゃないの?」
とネガティブに聞こえる言い方に
なってしまったかもしれないなあとか。他。
頭でわかっていても、
なかなか瞬発力をもってうまく言葉を選べないので
毎回後悔します。