車いす用トイレNo.7【東京 本郷 医学書院】
車いす用トイレをレポート。
医学書院社屋は
都バスの「真砂坂上」停留所の真ん前にあります。
周辺にはトイレがないので
どうしても困っている時でしたら
受付に言えば
貸して下さるのではないでしょうか。
…なんて、
許可もなくそんな勝手なこと言ったらダメか。
でも車いすユーザーには
駆け込めるトイレが少ないので、
ぜひ緊急時にはご協力頂けると
ありがたいです…。
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さて、こちらは
省スペースのためか、
扉が珍しいことになっています。
忍者屋敷の
どんでん返しみたい。
途中で手を離すと戻ってしまうので
撮影用に押さえています。
全開すれば止まる。
開け方もひとひねり必要です。
これはトイレの中側のレバー。
レバーを
まわしながら押す。
ドアを回転させるための動きって、
体の中には
ちょっとインプットされてないもんですよ。
いつものように
レバーを横に引いても手前に引いても
びくともしないから
「ぎゃ~あかない!閉じ込められたぁ!」
と、毎回、このトイレの中で私は
(介助者なのに)パニックになりかけます。
というわけで、
この扉は多くの人にとって
開けにくいものとなっていると思われます(?)。
さておさらい。
この手すりは使いやすいでしょーか?
ヒントは前回の車いす用トイレシリーズNo.6の
比較研究にあります。
どうです?
そう、
トイレットペーパーが邪魔になっていて
これでは掴めませんね。
手すりが奥まりすぎています。
乾燥付ウォシュレットなのは
ありがたいです。
壁と便座が近いので、
ぎりぎりながらも
操作盤に手が届きます。
背当て付は助かるけど
個人的に少し便座が高い。
便座が高いと足が宙ぶらりんになるので、
ふんばれないとか、
自分で位置の微調整ができないという
デメリットがあります。
あと、足に血が通わなくてしびれることも。
ベビーシートは便座のすぐ前なので
よいです。
そのとなりはエアータオル。
反対側にはシャワーと手洗いシンク。
けっこうせまいスペースの中に
盛りだくさんでありがたいです。
扉は使いづらいけど
ちょっと面白い。
こういう扉で電動ってあるのだろうか?
手すりは改善していただけると助かるなぁ…。