エフメゾ一周年記念パーティ

ゲイリブ活動のさきがけであり、
小説家でいらっしゃる伏見憲明さんが、
水曜日限定でママをなさっている
バー「エフメゾ」の一周年記念パーティに
行ってきました。
ぎゅうぎゅうに人がいっぱいで
伏見ママはたくさんの人に
慕われているのだなあと思いました。
私は2週間前にも
ろう女優の大橋ひろえさんと廣川麻子さんが
遊びに行くというので
お供でくっついていきました。
(大橋ひろえさんの行う
 2009年8月公演「ヴァギナ・モノローグス」について
 先日紹介したブログはこちら
その時、久しぶりにお会いした伏見さんは
なんとか私のことを思い出して、
「あらぁ、あんた、あいかわらずどんくさいの?」
と声をかけてくれました。
私は嬉しくて「はい♪」と返事をしました。
雑誌の鼎談(「精神看護」2009年1月号に掲載)で
初めてお会いしたときに
「どんくさい女」
という称号をいただいた時には
まだキャムプ感覚がわからなくて、
「どんくさい・・・どんくさいのかあたし・・・」
と、1週間ど~んと落ち込んでいましたが(笑)、
そうやって落としたところでつながる感覚が
だんだんわかってきて、
今では伏見さんに「どんくさいのよ、この子」
と言われると、くすぐったいような快感があります。
今回は
「この子は、なんだっけ、アスペルガー症候群?
 なんでも“コミュニケーション障害(笑)”らしいのよね~」
と皆さんに紹介して下さいました。
この「(笑)ーかっこわらいー」がちゃんとわかるような
話し方をして下さるところが
さすがだなあと思います。
「コミュニケーション障害って何それ。
 ちゃんちゃらおかしい うさんくさい名づけよね。」
と社会を逆照射するメッセージが伝わってきます。
それをうけて
「そんなこと言ったら私もコミュニケーション障害よ~
「あたしもでぇす
というオネェさまがたのヤジが飛ぶ。
いいなぁ。このあったかい空間。
このキャムプの居心地のよさが
また足を運ばせるのかもしれない。
特別ゲストの社会学者、宮台真司氏を遠くに拝み、
中村うさぎさんと同じテーブルを囲ませていただき、
不思議な時間を過ごしました。
伏見さんが途中で具合が悪くなって、
踊り場でずっと横になっていらしたのが心配でしたが
パーティは大盛況でした。
またあそびに行きたいと思います。
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