対談「ままならない身体」【朝日カルチャーセンター新宿】

2010年6月25日 本日、
朝日カルチャーセンター新宿教室にて
「ままならない身体
~「ゆだね」と「敗北」の哲学~」
というタイトルの対談を行いました。
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お相手は
ダルク女性ハウス代表の上岡陽江さん(写真右)。
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初めに上岡さんの子どもの頃の入院生活から
摂食障害、薬物・アルコール依存に至り、
そこから抜け出るまでのお話と、
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熊谷さんの子どもの頃からのリハビリ生活と
その後の体験が語られました。
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長期入院生活やリハビリ生活のなかで
自己を否定的にとらえる回路ができあがったことが
その後の痛みの感じ方にも影響している、
という話がありました。
「すごく頑張れば
『健常者』のようにふるまうことが可能になってしまう
 軽度の障害者のほうが、
『健常者』とか『フルタイム労働』という幻想から
 おりられずに頑張りすぎて体を壊す」
という話は、
自分もまさにそうなので印象に残りました。
会場からの質問には
ジ~ンとくる深い話で答えるおふたり。
じんわりと癒されました。
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終了後の食事会では
聞きに来て下さった
原宿カウンセリングセンターの
信田さよ子さん(写真中央)もご一緒しました。
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「コーンのかき揚げ」を
「本の書き上げ」
と聞き間違えるハプニングには
〆切に追われる著者、
〆切をせまる編集者、
一同のツボにはまりました(笑)。