車いす用トイレNo.15【北海道・とかち帯広空港】―べてるの家探訪記2
べてるの家探訪記2
【2008年9月17日】
とかち帯広空港に到着しました。
馬の像。日高は馬で有名です。
スタイルからして
これはサラブレットではなく
道産子に見えるけど
ちゃんと名前を見てこなかった。
「現在地」が右上。
左下に「至浦河」。
車で2~3時間かかるという話。
飛行機のすぐあとに長距離ドライブなんて
体が持つだろうかと
とても心配。
待ち時間の間にちょっと
トイレを見学しておこうか。
お!?
なんかとってもいい感じだぞ?
「使ってみる?」
と語りかけてくるトイレだ。
じゃあ、お言葉に甘えて。
洗面所、子供キープいす、オムツ換えシート、
手洗いジェット乾燥機、座面クリーナー、ゴミ箱。
シャワーつき流し、オストメイト用ゴミ箱、
消毒液、箱ティッシュ、介助者用(?)いす。
更衣用フロア。
上着かけ。
至れりつくせりだ。
すごい~。
一番嬉しいことの一つは
手すりの高さがちょうどいいこと。
形も使いやすい。
配慮が行き届いている!
そしてまた、
ここのトイレはよくしゃべる!
黄色いテプラでぺたぺたと
あちこちに説明がある。
しかし適度でうるさくなくて
むしろ、けっこうたのしい。
これ貼った担当者はセンスあるなー(笑)。
利用者の気持ちになって考えている。
「備え付けの紙以外は流さないで下さい。」
シャワー「押すと水が出ます」
「じゃぐち」って(笑)。
「オストメイト専用ゴミ箱」
「ここを押すと警報ブザーが鳴ります」×2
念入りに縦横ダブルバージョン。
「水を流す
↓ ↓」
こう貼ってあるのに、
写真も撮ったのに、
「わかってるよ~うちと同じだし。」
と思ったのに、
使う段になって
「どこで水流すんだ? あ~ここか。」
となった。
目立たないので忘れられやすいことを
自覚して、
自己主張しているらしい。
ドアには
「無理に開けないで下さい。
5を押すと開きます」
5って何?
あ~あったあった。
5と…2?!
番号飛んでる。
あ~あったあった。
3と4発見。
わざわざ使う鍵の順番をふってあるわけ?
こんなの初めてだなー。
で、いくら見回しても
1が室内に見当たらないんですけど。
あ! 外か!
あ~あったあった。
外のボタンに1と6。
このテプラの充実度は
おそらく障害者向けというより
高齢者向けのものだと
思われます。
そして
このような「ものの自己紹介・自己主張」は
くましんさんよりも私にとって
重要なバリアフリーです。
多目的トイレのほかにも
女性用トイレに
「母子トイレマーク」?
のぞいてみると、
ほう、これまた充実の品揃え。
やっぱ、広い土地は違うなあ。
すぅ
2016-04-05 @ 16:57
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北海道の車椅子用トイレは充実してるんだねぇ・・・。
土地が広いと、心も広くなるのかな~。いいな~。 (2008.09.28 08:36:23)
§§あやや§§
2016-04-05 @ 16:58
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
すぅさんへ
いやあ、
土地の広さに起因するかどうかは
全然根拠レスです。
すみません。
関係ないけど
北海道弁の
「~しょ」は
東京弁の
「~でしょ」
と同様に使われる、
ということが
このたびわかりました。
文字やテレビでは知っていても
実際の会話での使われ方をナマで聞いて
実感する「わかる」ってあるなぁ
と思いました。
(2008.09.29 01:51:00)