カラオケで手話歌
学生時代の居場所だった
関コン(関東聴覚障害学生懇談会)の
OGカラオケ大会に行ってきました。
関コン(関東聴覚障害学生懇談会)の
OGカラオケ大会に行ってきました。
私の代が最年少というメンバー構成だったので、
名前だけ聞いても
ピンとこない先輩方ばかりだったから
行く前はとても緊張していました。
が、
お会いしてみたら知っている顔ばかりで、
「あ~、この人が○○さんなのか。」
と、あだ名と本名と顔とエピソード(!)を
一致させていくことができました。
もひとつ、
お会いしてみたら
(というか、知らなかったのは私だけかもしれないが)
8人中、聴者は私だけ。
「聞こえない人のカラオケ大会ってどんな感じなんだろ~」
と興味津々で様子を眺めていました。
そしたら今回のメンバーは
ほとんど
「音程を気にせず、大声で歌ってストレス発散したい!」
タイプの方たちだったので
手話はなく、
みなさんノリノリで歌っていました。
結果、私だけが手話歌(しかも声なし)を2曲披露。
大橋ひろえさんのワークショップ仕込みってことで
歌う私も(たぶん、見ているほうも)安心(苦笑)。
けっこうウケてたみたいだったので
よかったよかった。
こういう集まりひとつ取っても、
自分の障害がわかるまでは振舞い方がわからず、
「聴者なのにお邪魔させてもらってもいいのかな。」
「聴者なのに手話歌なんておこがましいかな。」
「聴者なのに手話通訳はできないし、
でもここに居心地のよさを感じる私って、何者なんだろう。」
と引け目に感じ、おどおどするばかりだったのが、
今では
「手話で話す自分」「手話で歌う自分」を
堂々と肯定できる。
「だって私の言葉だもん」って。
在りたい自分であることに、
他ならぬ自分がOKをだせるって、
こんなに自由なんだなあ。
ちなみに私は初パセラ(カラオケチェーン店名)、
&初「憧れのでっかいハニートースト」
でした。
「これ、食べるの難しいねぇ。
なんて言ったっけ、将棋くずし?みたいねぇ。」
と話しながら、崩壊させていきました。