浦河町 べてる到着 【北海道】―べてるの家探訪記6
べてるの家探訪記6(ラスト)
【2008年9月17日】
浦河の町に到着しました。
数年前にメインストリートの沿道を
ごっそりリフォームしたそうで
家も歩道もとてもきれい。
鮭デザインの排水溝!
べてるのお店のひとつ
「ぱぽ」。
福祉用具・介護用品のお店です。
元祖「べてるの家」
べてるメンバーが居住しています。
坂を下ってきた
踏み切りのむこうに
浦河港。
午後の日差しがきらきらと
水面にうつる。
ニューべてるに到着!
ここが本拠地。
べてるに行った後は
バリアフリーなのかどうか
心配していたけど、
福祉器具や介護用品を扱っているだけあった。
スロープあり。
2階へのエレベーターもあり。
ホッとしました。
終わりのミーティング中に
失礼します。
このあと10人くらいのメンバーと
初顔合わせのおしゃべりを
30分くらい
させていただきました。
宿に戻る前に
漁港の駐車場に座り込んで
イカ釣り漁船を眺める。
イカ釣り漁船はランプがいっぱいだ。
長旅と
一度に10人以上の人との初顔合わせとで
頭がぐらんぐらんになり、
耳が痛くなり、
立っていられなくなり、
一気にさみしい気分に落ちる。
さみしい気分のイカ釣り漁船。
船着場に打ち捨てられたヒトデ。
グロテスク。
厄介者なんだろうなぁ。
夕日がさみしさを煽る。
夜は向谷地夫妻と川村敏明先生と
スタッフとメンバーが数人、
ありがたいことに
宿まで来てくださって
お話する機会をいただきました。
【2008年9月18日】
翌日は、SSTミーティングに
お邪魔させていただきました。
SSTの前に、
「べてるに来る前と来たあとで
べてるのイメージが
どんな風に変わったかゲーム」中。
くましんさんが聞かれています。
司会は向谷地夫人。
お昼過ぎに魚屋さんにぶらり
立ち寄り。
当然だけど北の魚が並んでいる。
枝豆、トマト…
とれたてお野菜もあります。
踏み切り脇に紫の花。
べてるのショップ
「四丁目ぶらぶらざ」
にきました。
べてるでつくった織物、
昆布商品、
出版物、DVDなどがあります。
べてるの家の「当事者研究」
べてるの家の「非」援助論
認知行動療法、べてる式。
これは「幻聴さん」。
500円(笑)。
幻聴をキャラ化した上に
売ってしまおうっていう発想に
オオウケしました。
すぅ
2016-04-05 @ 16:26
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終日いいお天気だったのねぇ♪
「幻聴さん」・・・は、どういうキャラクターなのでしょうか??
(2008.10.04 23:45:02)
§§あやや§§
2016-04-05 @ 16:27
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
すぅさんへ
>終日いいお天気だったのねぇ♪
はい。しかも暖かかったです。
「北海道だから」
と寒いつもりで
服を持っていったので
苦労しました。
>「幻聴さん」・・・は、どういうキャラクターなのでしょうか??
幻聴とは自分ではない誰かが
自分の頭の中に
話しかけてくる状態のことです。
べてるの人たちは
その誰かのことを
病の異常事態としてとらえるのではなく
「幻聴さん」
と呼び、「在るもの」にしました。
語句使用例:
「いま幻聴さんが来てる」
人によってさまざまなのですが
例えば幻聴さんは
その人に向かって悪口を言ったり
不安にさせるようなことを言ったり
「~しろ」と命令したり
するそうです。
でもうまくつきあえるようになると
励ましたりしてくれることも
出てくるそうです。
幻聴さんはひとりだったり複数だったり
男だったり女だったり
いろいろです。
この「幻聴さんキャラ」は
べてるのFAX通信「ぱぴぷぺぽ」
に登場するのですが、
よく「バカ」と耳元で言っています。
(2008.10.05 09:32:11)