信田さよ子さんが書評を書いて下さいました【週刊文春】

本日発売の週刊文春の
「文春図書館」のコーナーにて
いま
「母が重くてたまらないー墓守娘の嘆き」

で絶好調の
信田さよ子さんが
書評を書いて下さいました。
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文春記事-1.JPG
<今週の必読>
食わず嫌いはソンですよ
読んで面白い医学書
評者 信田さよ子
「鮮烈な本」
「従来の教科書的概論ではみられなかった内容」
「ぶっ飛んでいて爽快」
など、ありがたい書評をいただきました。
信田さんは「当事者性の不在」
というキー概念をもとに
DV、アルコール、薬物、母子関係などの依存症を
読み解いてきた代表的な論客の一人です。
またジェンダーや社会学にも造詣が深く、
大きな歴史文化的文脈から
密室の病理を告発的に描き出してきました。
依存症の現場では長年、
AAを代表とする当事者団体の価値が
広く認められており、
信田さんも
さまざまな依存症当事者団体を
専門家の立場から支援してこられました。
今回の書評もそういった
心ある専門家による当事者研究への
熱いエールだと感じました。
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~信田さんにはこの夏、
 DV被害者母子のためのプログラムにて
 お世話になりました~
DVと虐待
加害者は変われるか?
【当ブログ内 関連記事】
2008/5/10 DVを母子で考える 
2008/3/14 原宿カウンセリングセンター
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【追記】
書評が出るや否や
一日でアマゾンランキングが
ひとケタ変わったのには
驚きました。