「ホームレス」と出会う子どもたち【教材用DVD】
“オルタナティヴ・レインボウ・クラス(ARC)”主催、
「学校で教えたい授業セミナーin東京」に参加してきました。
今回一番の収穫はこちらのDVD。
「ホームレス問題の授業づくり全国ネット」制作
教材用DVD
“「ホームレス」と出会う子どもたち”
~DVD紹介文より転載~
【本編 30分】
なぜ若者や子どもによる「ホームレス」襲撃が起きるのか?
大阪・釜ヶ崎にあるこどもの里が行う
「子ども夜まわり」の活動を軸に、
参加する子どもたちの変化、
ホームレス生活を送る鈴木さん(64歳)の仕事や生活、
その思いに迫る。
さらに「ホームレス」襲撃問題をとおして、
居場所(ホーム)なき子どもたちの弱者いじめの問題を問い直す。
【応用編 45分】
①本編にも登場する元・野宿生活者の男性(66 歳)が
子どもたちに語る人生。
貧しかった子ども時代、野宿生活へいたった背景、
野宿生活を脱した現在の思い。
②釜ヶ崎の「子ども夜まわり」の活動を詳細に撮影。
野宿の人との会話。
子どもたちによる夜まわり実演、学習会、
はじめて夜まわり活動に参加する人の体験談など。
~以上 転載おわり~
単に「ホームレス」を対象化して映し出すのではなく、
夜回りをする子どもたちとホームレスの関係性を
焦点にしているところが、
教育教材としてとてもよい資料になっていると思います。
視聴している私たちも
夜回りをする子どもたちのまなざしや
怯えから徐々に親しみへと変化していく気持ちに同一化し、
その上で「ホームレスのおっちゃんら」の語りに
引き込まれていきます。
おススメの作品です。