体験アート展「握れないけど触れた時」【津田ホール・千駄ヶ谷】
今日は千駄ヶ谷にある
津田塾大学のホールで行われた
体験アート展
「握れないけど触れた時」
―私たちの出会った関西の市民メディア―
を見に行きました。
自宅から車いすで千駄ヶ谷を目指しました。
曇りがちな天気の中、
近道だからと新宿御苑を突っ切る。
「そうだ、
そろそろヒガンサクラが咲いているはず!」
と寄り道したら
寒そうに咲き始めていました。
晴れた日に出直したい。
この催しは津田塾大学の学生と
薬物依存症者の社会復帰施設
「ダルク女性ハウス」の有志による
協働企画の成果発表として行われました。
釜が崎でのフィールドワークや
オールタナティブ・メディア
(=マス・メディアではない市民主体のメディア)
と呼ばれる表現活動についての
学びと実践が発表されていました。
ダルク女性ハウスの当事者研究が3冊ほど
展示されています。
★「私にありがとう」
★「Don’t You?~私もだよ~」(ジュンク堂book webへ)
★「親になるってどういうこと?!
―シラフで子どもと向き合うために―」
(一般書店の購入リンクは探し出せませんでしたが
とても良い本です…。)
3冊とも「ダルク女性ハウス」に直接注文可能です。
(連絡先をブログに掲載してよいのかわからないので
確認してみます。)
→確認しました。
連絡先は
E-mail:flicka.info@cure.ocn.ne.jp
になります。
目からうろこの
繊細かつ充実した内容で、
どれも興味深くて読みふけってしまいました。
おススメです。
ダルク女性ハウス代表の上岡陽江さん(右)が
「これ、みんなで作ったの!
見て見て!」
と紹介してくださったのがこちら。
その名も
「愛をちょ―だいスゴロク」。
「ピーポーピーポー
OD(オーバードーズ)で運ばれる」
「男にTELしてしまう。
Startに戻る!!」
なんていう
当事者同士ならではの笑い
(「イタタ、わかる~(苦笑)」っていう
痛かゆいやつ)
を誘いそうなコマもあれば、
「スタッフに③回
『ありがとう』と言ってくる!!」
「スリップ!!!!
仲間に③回ハグしてもらう・・・・」
など、じんわりくるのもあります…。
京都三条FMラジオカフェでの
上岡さんの
「(逃亡中の?)酒井法子ちゃん、帰っておいで」
発言も聞くことができました。
アサダワタル氏(写真)によるワークショップでは
新しく人々のコミュニティを創る実践を
聞くことができました。
具体的に取り組んでいる話というのは
説得力があり、聞き入ってしまいます。
興味のある方は
2010.3.19(金)
13:00~16:30
同じく津田ホールにて
「多様な語りを想像/創造する
~『ニーズあるコミュニティ』と大学の協働をめぐって~
というシンポジウムが開かれますのでぜひ。
参加無料・申し込み不要です。
パネリスト
上岡陽江/仲村久代/アサダワタル/村上桂太郎
オルターナティブな表現をめぐるフィールドワーク参加者
コメンテーター
宮地尚子/白石草/吉野さつき
司会 坂上香
それと、取り急ぎのお知らせ!
一週間後の2月21日に
今年もピアサポ祭りがひらかれますので
そちらにもいらしてね!
熊谷も昼前にちょこっと登壇します。
今年は場所が変わったので要注意です!!