「菌類のふしぎfeat.もやしもん」&車いす用トイレNo.17 【国立科学博物館・上野】

特別展「菌類のふしぎ-きのことカビと仲間たち」
場所:上野・国立科学博物館
日時:平成20年10月11日(土)~平成21年1月12日(月・祝)
に行ってきました。

菌類が好きになったのは
「風の谷のナウシカ」以来です。
特にアニメ映画版での幻想的な描き方に
心を奪われました。
菌類の不思議な生活スタイルや姿かたちも興味深く、
高校時代の生物の授業でまたはまりました。


樹脂で作られたきのこたち。


これも樹脂模型です。
タマゴダケがだんだん成長する様子。
ああ、なんて官能的なんでしょう。
ゾクゾクしますよね。
勉強不足だったのはもやしもん。
近所の美容院のおにいさんに
「面白いよ」
と教えてもらったままチェックしていなかった。



「なんじゃこりゃ(笑)」でした。

キャラクターのコーナー。

すごいことになっとる。


うじゃうじゃ!
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<「もやしもん」とは>
「農大で菌とウイルス
とすこしばかりの人間が右往左往する物語」。
東京にあるとされる「某農業大学」
(名前を伏せているわけではなく、これが正式名称)
に入学した、
「菌の存在」を知覚できるという
不思議な能力をもつ
主人公・沢木惣右衛門直保をめぐる学園ドラマ。
沢木が知覚する「菌」の存在は、
かわいらしくデフォルメされた
キャラクターとして描かれている。
作中で菌たちがたびたび発する、
「繁殖する」「発酵、腐敗させる」
ことを意味するセリフ「かもす(醸す)」は、
作品のシンボル的フレーズとなっている。
~Wikipedia“もやしもん”より抜粋~

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会場内には「隠れキャラ」のように
作者による落書きが。
これがすごく面白い。
もやしもんファンと思しき人たちが
携帯でぞくぞくと落書き写真を撮っていく。
「これ、この前なかったよ~!」
なんて興奮しているところを見るとリピーターも多いのかな。


「かもすぞ」


「キモチワルイねー」
これは展示品のことを言っている。


「ここのコーナーとっても人気がないそうです」
「よんであげてください」
↑これは「地衣類」コーナーにて。
博物館員が作者に愚痴をこぼしたら
描いてくれたそうです。


「大人だって座りたい」
「こんな絶妙の高さ」
↑今回一番笑った落書き。
ほんとちょうどいい高さなんだ、ここ。


「写真撮影OKです」
「らくがきはダメです」
写真撮影OKの展示って初めてなので、
ちょっとオドオドしてしまいました。


最後の方にあったガチャポン。
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第2会場展示の
小林路子さんのきのこの絵本の原画も
ゾクゾクモノでした。
ひとつひとつの絵のコメントもシニカルで良い。
私の好きなタイプの植物画(ボタニカルアート?)
でした。
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さて、簡単ではありますが地下一階の車いす用トイレです。


手すりは充実。
でも座るにはちょっと距離が遠いかな。


乾燥機能はなし。


荷物置き(?)とオムツがえシート。


シンクにも珍しく手すりが続いている。


なんと!
トイレのドアや車いす用以外のトイレの中の
あちこちのすみっこにちっちゃいもやしもんが!


遊び心満載の楽しい展示でした。