雑誌「支援」創刊・書籍紹介「介助者たちは、どう生きていくのか」【生活書院】

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生活書院「支援」vol.1
このたび生活書院より
「支援」
という新しい雑誌が創刊されました。
詳細は こちらのサイト
本雑誌では
熊谷さんのエッセイ「支援の条件」が掲載されています。
まだ語ったことのない過去のエピソードを
慎重に、思いを込めて書き下ろしました。
ぜひご覧くださいませ!
~以下、サイトより雑誌紹介文を転載~
なんの因果か抜き差しならぬ関わり合いをもち、
取り乱しつつ関わり続けることを〈支援〉と立てる。
そのリアリティに魅入られた者たちが、
それぞれの〈現場〉から受けた負債を返済することの
その営みのひとつとして、この雑誌は創刊される。
「ニーズ」と眼差さず、「当事者主権」とまとめず、
シノゴノ言いつつ、ジタバタやろう。
そのことも(少し気恥かしげに)宣言しておきたい。
────編集委員一同(発刊の辞より)
支援者・当事者・研究者がともに考え・書き・読み、
制度や学による分断に対して領域を超えゆくことを目指す。
やり方・ハウツーを示すのではなく、
支援における悩み・葛藤・迷いをそのものとして提示し、
そこから見える未来をしつこく問いつづける新雑誌創刊!
 

同じく生活書院より
「介助者たちは、どう生きていくのか」
という本が今月刊行されています。
著者は
先日、京都でのシンポジウムでお世話になった
日本自立生活センターの渡邉琢さんです。
複雑に絡み合ってきた
これまでの障害者運動と介助者運動の歴史を
どちらかの視点に偏ることなく丁寧にまとめつつ、
しかしなお、
「自分は介助者として生きたいのだ」
という力強いメッセージを伝えようとする、
粘り強くて緊迫感のある本です。
障害者運動を知らずに介助業に参入する人々が
ますます増えていくこの時代の
必読の一冊だと感じています。